家族写真


●戦後からの復興を果たした街・広島。
●子役の発掘及び演技レベルの底上げを考え、
 3ケ月に及ぶワークショップを開催。

●いよいよ子役選考も大詰め。
●オール広島ロケで撮影するため、7月中旬から各地をロケハン。
●映画の成功と撮影中の安全を祈願して、スタッフルームにて御祈祷。
●ロケ初日(快晴)いよいよクランクイン!
●ロケ2日目(快晴)
●ロケ3日目(快晴)
●ロケ4日目(快晴)
●ロケ5日目(快晴)
●ロケ6日目(快晴)
●本通りのど真ん中に期間限定で
 夏休みの地図』アンテナショップOPEN! 

●ロケ7日目(快晴)
●ロケ8日目(快晴)
●ロケ9日目(快晴)
●ロケ10日目(快晴)
●ロケ11日目(雨のち晴れ)
●ロケ12日目(快晴)
●ロケ13日目(晴一時雨)
●ロケ14日目(雨一時晴)
●番外編

photo A

戦後からの復興を果たした街・広島。

その広島を舞台にした、地産地消映画『夏休みの地図』、
遂に企画スタート!!!
2011年6月、映画やテレビで活躍中の脚本家 鴨義信が、

「広島で映画を撮ろう!」と声を発したことから、
この企画がスタートした。

企画に賛同してメガホンをとることになったのは、

『バトル・ロワイアル2 鎮魂歌』、
『僕たちは世界を変えることができない』などを手がけた、
深作健太監督。
監督・撮影などメインスタッフは東京から広島入りするが、
他は全て広島の人材で編成し、ロケ地もオール広島ロケで行う。
広島市記者室にて、映画『夏休みの地図』製作発表。
2012年2月、広島市役所の記者室にて製作発表を行いました。

映画の企画意図、そしてストーリーと今後のスケジュールを発表。
撮影は2012年夏、公開は2013年夏を予定。

キャストの子役たちは全て地元広島でオーディションにて選出。


子役の発掘及び演技レベルの底上げを考え、3ケ月に及ぶワークショップを開催。

2012年2月~4月、広島国際学院大学の袋町キャンパスで、
2月~4月までに計3回の演技ワークショップを開催しました。
応募総数は500名を超え、その中から約150名を選出しました。
毎回90分のハードな指導にも関わらず、
子供たちの元気で真剣な姿に深作監督も指導に熱が入りました。
1回目…自己紹介、本読み。
2回目…エチュード、立ち稽古。
3回目…立ち稽古。

photo B1 photo B2 photo B3 photo B4 photo B5

いよいよ子役選考も大詰め。

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一般公募による子役オーディションを開催。
2012年4月、紙屋町『サンモール』で、子役オーディションを開催しました。
演技レベルの高いたくさんの子供たちが多数参加。

子役メインキャストの最終選考会開催。
そして7月、メインキャスト発表!
2012年6月、ワークショップ参加者及び一般公募合わせて、600名を超える子供たちの中から選ばれた15名が、
最終選考会として再び集合しました。最終選考会では、一人の役に対して数人の候補者を絞り込み、
本読みと立ち稽古で選考しました。
そして7月、メインキャストが発表され、夏の訪れと共に撮影へ向けて一気に加速していきます。

photo C1 photo C2        


オール広島ロケで撮影するため、7月中旬から各地をロケハン。

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そして撮影に向けて、急ピッチで準備を行う。
2012年7月、クランクインに向けて急ピッチで準備が行われていきます。
ロケハン、衣小合わせ、美術、稽古、備品調達、撮影スケジュール……。
各部署は日々の準備に追われる毎日。
そんな中、製作協力企業の広島マツダ様より、原爆ドームの隣り、
広島マツダ大手町ビルの1Fをスタッフルームとして提供いただけることになりました。
また、スタッフルーム内に必要な机やイス、冷蔵庫や食器など必要な備品は、
この映画に協力していただいている企業や応援者の方達のお陰で全て整いました。
多くの方に支えられ、いよいよクランクインに向け、制作も準備が整っていきます!

photo D1 photo D2        

映画の成功と撮影中の安全を祈願して、スタッフルームにて御祈祷。

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クランクイン前日、スタッフルームにて映画の成功と撮影中の安全を祈願し御祈祷を行いました。
ちなみに神主は、鴨のいとこです。
その後、翌日のクランクインに向け、深作監督、企画・脚本の鴨、
そして子役キャストも参加し記者発表をしました。

photo E2 photo E1        

ロケ初日(快晴)いよいよクランクイン!

photo F1

キャスト紹介から始まり、広島城のわき道をメインキャストの子供たちが
自転車で元気に駆け抜けるシーンからスタート。
城北通りから城内の門前へと、自転車で何回もテストを繰り返し、本番。
夏の暑い陽差しの中、子供たちの元気な姿が光ります。
ロケ地:広島城、光が丘山根公園、二葉山・仏舎利塔

photo F2 photo F3

ロケ2日目(快晴)

▲ページのトップへ戻る photo G3

この日のロケはラジオ体操のシーンからスタート。
朝8時のロケにも関わらず、
照りつける陽差しは強い。
ラジオ体操のシーンでは、
地元の方やワークショップ参加者など総勢50名の方が
エキストラとして参加してくれました。
国前寺ロケは、お墓の中を歩くシーン。
大事なお墓を踏まないようスタッフも子供たちも気をつけて撮影しました。
ロケ地:光が丘山根公園、新幹線車輛基地陸橋、横田安楽堂(仏壇通り)、
広電・天満橋東詰、国前寺

photo G1 photo G2 photo G4

ロケ3日目(快晴)

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広島の人気タレント、西田篤史さんに出演していただきました。出演シーンは劇場でお楽しみ下さい。
さて、西田さんの出演シーン後、中央公園へ移動。そしてエキストラ30名程が参加し、ロケ開始。
サッカー男子や、大縄跳び女子、フリスビーで遊ぶ子など暑い中、協力ありがとうございました。
そしてこの日の午後、ガラクタマン役の宮地大介さんがクランクイン。
初めてプロの役者さんと演技をするということで、キャストの子供たちも緊張気味。
でも優しくて楽しい宮地さんにすぐに溶け込んだ子供たちは、
「本番」の声に、伸び伸びと演技をしていました。
ロケ地:お好み焼き金ちゃん、中央公園、基町高層アパート

photo H1 photo H2 photo H3 photo H4

ロケ4日目(快晴)

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朝から夕方まで主人公、健斗のドキュメント・パート撮り。
他の子役は、夜の盆踊りロケまでオフ。
自分の住んでいる街を自分の足で、目で、耳で調べていくという大切なシーン。
登場する方たちは、全てご本人。話がリアルで、
地元広島のスタッフでさえ知らない事が多く含まれていました。
陽が沈む頃、メイン子役たちが集合して盆踊りのロケです。
地元自治会の皆さんやワークショップ参加者など、
総勢80名を超えるエキストラの皆さんに参加いただきました。
ロケ地:広島マツダ大州本店、本通り、マツダスタジアム、松原町、光が丘山根公園


ロケ5日目(快晴)

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クランクインしてからずっと天候に恵まれ、ロケも順調に進んでいます。
この日も前日同様、ドキュメント・パート撮りが中心の1日でした。
健斗役の本屋敷健太君、これまで撮休なしです。毎日暑い中、
小学5年生が頑張っているのでスタッフも気合いが入ります。
ロケ地:本川小学校、東照宮、国前寺、世界平和記念聖堂


ロケ6日目(快晴)

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8月6日、平和記念式典当日。5時にスタッフルームへ集合し、
5つのロケ班に分かれて式典やその周りの実景を撮っていきます。
この日、原爆ドーム含む平和記念公園周辺は、
朝から表現しようのない特別な空気感が漂っています。
67年前(ロケ時)、この地に原爆が落ちて多くの犠牲者を出し、
そして周辺一帯が焼け野原になってしまったという事実が、その場にいると実感させられる。
そして、夕方から行われた元安川の灯篭流しとバックに映る原爆ドームがどこか神秘的に感じ、
改めて平和について考えさせられる1日でした。
ロケ地:原爆供養塔前、平和記念式典、相生橋付近など平和記念公園一帯、
国際会議場フェニックスホール、元安川、国前寺、東照宮

 
 

平和式典a.
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本通りのど真ん中に期間限定で『夏休みの地図』アンテナショップOPEN!

映画への協力企業のご厚意により、広島本通りのど真ん中にアンテナショップをOPEN!
このアンテナショップから映画『夏休みの地図』
の情報発信を行っていこうということで始まりました。
広島の大学生も手伝ってくれ、来場者には子供たちが描いた広島の地図に色を塗って貰ったり、
廃材を利用した人形を作ったりと楽しい企画を用意しました。
また協賛企業PRコーナーや映画の脚本も展示し、夏地図一色のアンテナショップ。
クランクアップの14日まで開催します。


ロケ7日目(快晴)    ▲ページのトップへ戻る

主人公 田辺健斗のお父さん、田辺浩二役の山本太郎さんが
クランクイン。
この日のロケは、健斗と浩二の二人のみ。
健太君も朝からかなり緊張していた様子だったが、
山本さんがさりげなく緊張を和らげ、時にはフォローし、
いつしか本当の親子のように距離感が縮まっていました。
そしてこの日、広島駅から西広島駅まで路面電車を
貸し切ってのロケがありました。
貸切時間が決まっているためその時間内で
OKシーンを撮らなければなりません。
乗客として20名のエキストラさんが参加してくれました。
※この日のロケで、広島で活躍する俳優、
柿辰丸さんが少しだけ出演しています。
劇場で是非見つけて下さい。
ロケ地:広島マツダ大手町ビル、本通り、路面電車、
二葉山 ・仏舎利塔、東照宮、二葉の里土地区画整備事業2街区


ロケ8日目(快晴)

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健斗の担任 、濱野先生役の村川絵梨さんがクランクイン。
この日は爆心地から一番近い小学校、そして漫画『はだしのゲン』
に登場する学校として有名な「本川小学校」で行いました。
学校ロケとあって、エキストラは今回最大の60名を超える子供たちが参加。
ワークショップに参加してくれた子どもたちなので、
本当のクラスメイトのように和気藹々としていて、村川さんも驚いていました。
村川絵梨さんは、この日でクランクアップ。
ロケ地:本川小学校―東門、下駄箱、階段、校庭、5-A、資料館、屋上


ロケ9日目(快晴)

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二葉山の仏舎利塔で子供たちと謎の男ガラクタマンのシーン。
悪ガキたちがガラクタマンを罵りながら石を投げつけるシーンでしたが、
こんなエピソードがありました。
本番後、ガラクタマンを罵った子どもが、
宮地さんに「悪い言葉を言ってごめんなさい」と謝ってきました。
なんとも微笑ましい出来事で、宮地さんは感動し、
スタッフも子供の純真さに心が洗われました。
そして、午後の太田川土手でのロケでは、
前日に周辺の自治会の皆さんが土手の芝を刈ってくれていました。
この映画は多くの皆さんのご厚意と協力で成り立っています。
ロケ地:二葉山・仏舎利塔、太田川土手


ロケ10日目(快晴)

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健斗のお母さん、田辺ゆり子役の奥菜恵さんがクランクイン。
そしてこの日のロケ地は、市内を離れて、呉市の大崎下島まで行きました。
お盆休みに家族でゆり子の実家へ行くという設定です。
瀬戸内海に浮かぶ島々がとても綺麗でした。
このシーンで登場する料理は、全て本物の島の料理です。
出演者及びスタッフ、美味しく頂きました。
さて、ここで登場する「原爆手帳」。
初めて目にするスタッフも多くいました。
時代と共に、この手帳を持っている方たちも少なくなっているようですが、
物は無くなっていっても、決して忘れてはいけないこと、思いは大切に守っていきたいものです。
ロケ地:岡村大橋、御手洗七卿落遺跡、御手洗の路地、御手洗灯台、御手洗港野辺地区


ロケ11日目(雨のち晴れ)

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前日まで快晴続きだった天気も、この日は朝から大雨。
朝一、ロケ先に向かう途中、このシーンは中止だな、と懸念された程の雷雨だったが、
現場に到着するや、撮影できるほど小降りに。
何とか無事にゆり子のシーンを撮ることが出来ました。その後、
田辺家ロケ現場へ移動。現場に到着する頃には、先程までの雨が嘘のように快晴へ。
この映画は、天気に恵まれています。
ところで、この田辺家のロケ先は、なんと健太君の旧自宅。
健太君も自分の住んでいた家とあって、伸び伸びと演技ができたようです。
そしてこの日の夕食は、地元有志の皆さんによる手作りカレーの炊き出しがありました。
緊張感漂う現場に、温かく美味しいカレーは本当にありがたい差し入れでした。
これで現場もやる気が漲り、その後の撮影に気合いが入ったのは言うまでもないでしょう。
ロケ地:地御前・健牡蠣、安佐南区・本屋敷邸


ロケ12日目(快晴)

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2日連続で田辺家での撮影。浩二の作った達磨キャップが、
欠陥品ということで大量に自宅へ返品されてしまい、ゆり子の機嫌がものすごく悪い。
そんなシーンを山本さんと奥菜さんがテンポ良く繰り広げていきます。
くだらない発明ばかりする頼りない父親を山本さんが見事に演じ、
しっかり者のゆり子を奥菜さんが軽快に演じます。
広島ホームテレビの取材日。
山本太郎さん、奥菜恵さんへの単独インタビュー。
ロケ地:安佐南区・本屋敷邸


ロケ13日目(晴一時雨)

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二葉山の仏舎利塔にて、謎の男ガラクタマンと子供たちとの手に汗握る大事なシーン。
このシーンをもって、ガラクタマン役の宮地大介さんがクランクアップ。
昼にマスコミ取材が入り、その後、集合写真撮影。
夜は、宇品のスーフォルムカフェへロケ地を移し、物語のラストシーン、レストランでロケ。
このシーンでは普段言えない事を告白する、「告白ゲーム」が始まる。
告白したことは、絶対怒っちゃいけないルールだが、果たしてどんな告白があるのか?
さて、この日のロケで広島のタレント、松本裕見子さんが出演しています。
劇場で是非見つけて下さい。
このレストランシーンをもって、山本太郎さん、奥菜恵さんがクランクアップ。
ロケ地: 二葉山・仏舎利塔、セブンイレブン光町店、スーフォルムカフェ


ロケ14日目(雨一時晴)

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ロケ最終日。この日まで天も味方につけ、順調に進んでいた撮影も朝早くからかなりの大雨。
最後のロケ地にて待機をするものの雨があがる気配なし。
ところが待つこと2時間、雨が小降りになり始めたその時、
「やるぞ!」の声が! 大急ぎでセッティングが始まりました。
すると奇跡が……なんと雨が止んだのです。
こうして無事に出演者及び深作組クランクアップを迎えました。
撮影期間14日。撮休なし。
ロケ地: 国前寺、広島マツダ大手町ビル(スタッフルーム)、ダイワロイネットホテル広島


番外編

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本通りにOPENした夏地図アンテナショップもクランクアップに伴い、盛況のままクローズ。
多くの方にお越しいただき、地図の絵塗りや廃材を使用した
ガラクタマン作りなど楽しいものが沢山生まれました。
映画公開時に、劇場に飾ってもらおうと思います。
皆さんに感謝です。

 

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